2024-01-01から1年間の記事一覧

日常小噺16-2

柾目方向でなく、垂直方向の外観に意味があるものの一つが金太郎飴であるならば、その代表的なものは星座である。 オリオン座の赤色超巨星 ベテルギウスは、狩人オーリーオーンの左肩辺り(表裏逆に見立てれば、右肩辺り)を、青色超巨星 リゲルは、右足首(上…

日常小噺16-1

外出中の見聞を基にした連想である。 スーパーの精肉コーナーに行くと、黒毛和牛のいわゆる霜降り肉が販売されている(あまり買うことはないが)。赤身に白い脂肪のサシが入った状態であるが、霜降り度合いが低い時は、鹿の子の背のように、ポツポツと白い班が…

日常小噺15

紅葉の季節に岩木山の周囲をドライブしていると、突然、リンゴ畑に迷い込むことがある。端正に育成された赤いリンゴがたわわに実る様は圧巻で、そのようなリンゴ畑がなだらかな凹凸を保ちながら続く様は、妖精の世界に迷い込んだようである。窓から吹き込む…

寿命2 (89)

また、ナナの記憶力や言語能力には目を見張るものがある。義姉から聞いた話では、夕方など大相撲中継を流していると、呼出の声に呼応するように、「 テラオ〜 」と叫ぶことがよくあるそうである。寺尾は、関脇まで昇りつめ、その後親方を務めた有力力士であ…

寿命1 (88)

ペットを家族や友と認識する人は多い。そしてかけがいのない隣人であれば、より長く付き合いたいと思うのは自然である。しかし、ヒトの寿命は長く、ペットの代表である犬、猫の寿命は15—25年ほどなので、大抵ペットの方が先に逝くことになる。陸上脊椎動物で…

お知らせ

当方のもう1つのWebサイト「 科学・人・未来」に、遠固人の「火星-紙 (85)」の英語版「Mars-Paper」を掲載しました。内容は日本語版とほぼ同じですが、一部表現を変えたり、削除した部分があります。最近は、外国からの閲覧者も増え、英語版の方がより理解し…

日常小噺14

口にしたことのない野菜は、原則として食べることにしている。先日、よく行くスーパーで、ルバーブなる野菜を見つけた。名前だけは、どこかで聞いたことがあったが、実物は初めてである。里芋の茎のような、フキのようなものが、数本束ねてあり長大である、…

日常小噺13

暑くなってくると、 窓やサッシを少し開けて、 風を通すようになる、 そうすると、どうしても気になるのが、 蚊である、 蚊取り線香の匂いは好きなので、 つけることが多いが、 最近は、虫よけスプレーを 身体やその少し開けた窓枠や網戸に噴霧したり塗り込…

奈良2-2 (87)

仁王像を見ながら南大門を通り過ぎると、いよいよ大仏殿である。自分が訪れた時は、並ぶこともなくスムーズに入り口を通過できた記憶があるが、拝観料は行く度ごとに上がっているようである(文化財保全や修復のためにはやもえないのであろうが)。初めて東大…

奈良2-1 (86)

奈良の続きである。近鉄奈良駅を出ると、とりあえず駅前の道を東に進むことになる。自分がよく奈良に通っていた頃は、それほど欧米の観光客はおらず、少なくとも溢れるほどではなかった。だから、その頃は、時折、見かける欧米人を横目に、初春や初秋の雲一…

日常小噺12

以前、 観葉植物に給水しようとして、 薬缶の麦茶を入れてしまったことがあった、 (日常小噺2) 最近、 猫に麦茶を飲ませている夢を見た、 いったい何匹いるのかわからぬが、 あちらこちらに皿を置き、 猫に麦茶を飲ませている、 みんな美味しそうに、 舌をせ…

火星-紙 (85)

火星の居住ミッションが順調に進み、居住コロニーが増加し、コミュニティーのようなものが形成されて行った時、一つの疑問が湧き上がる。そのコミュニティーに紙の文化は存在するのかということである。 勿論、タブレット端末のようなものが、情報伝達に使わ…

日常小噺11

自分は入浴中に地震に会うことがしばしばある、 比較的大きなものではこれまで3回ほどあった、 就寝前に入浴することが多いが、 その日は珍しく夕方前ぐらいに入っていた、 湯船に浸かった後、身体を洗っていると、 浴槽の水面がかすかに揺らいだような気が…

奈良 (84)

旅行など行く暇もあまりない最近は、某動画サイトで観光地の賑わいなどを見て、一息つくことがある。特に在阪時によく行った奈良の動画を見ることが多い。そして、コロナ制限が終わり、円安の現在はインバウンド全盛期である。動画でも、東大寺周辺は外国の…

読書 (83)

在来線を乗り継いで行くと、同じ車両の人が、次の列車でも近くにいることがある。そのような人達が、目的地まで一緒かと思うと、そうでもなく、いつの間にか居なくなっているわけである。列車内で本を読んでいる人がいると、すぐ目が行く(勿論、どのような本…